行政書士試験を受験を考えている方は色々な情報をみると行政書士試験は簡単との意見や難関試験だという意見があり実際はどうなの? と思っていませんか?
完全に初学者だった自分が実際に受験をして難易度について感じた事を書いていきたいと思います。
行政書士試験や試験勉強の悩み聞きます 令和5年度合格の現役行政書士が受験生の悩み聞きます。ココナラで行政書士試験の事や試験勉強の事について電話相談をしています。
問題の解説はできないと思います(笑)
自分も受験生時代は色々な事で悩みました。
相談できる相手もいませんでした。
良かったら自分が相談にのりますよ。
大した事は言えないかもしれませんが自分の経験を話したり愚痴を聞いたりはできます。
良かったら利用してください。
行政書士試験の合格率
行政書士試験研究センター
年度 受験者数 合格者数 合格率 備考 令和5年度 46,991 – – 令和4年度 47,850 5,802 12.13% 受験料改定 7,000円→10,400円 令和3年度 47,870 5,353 11.18% 令和2年度 41,681 4,470 10.7 % 令和元年度 39,821 4,571 11.5 % 民法の出題ミスにより全員配点。 平成30年度 39,105 4,968 12.7 % 一般知識の出題ミスにより全員配点。 平成29年度 40,449 6,360 15.7 % 平成28年度 41,053 4,084 9.95 % 平成27年度 44,366 5,820 13.12 % 行政法の出題ミスにより全員配点。 平成26年度 48,869 4,043 8.27 % 新試験制度移行後初の「補正処置」(合計得点:180点以上→166点以上、法令等:122点以上→110点以上)。 平成25年度 55,436 5,597 10.10 % 平成24年度 59,948 5,508 9.19 % 行政法の出題ミスにより全員配点。 平成23年度 66,297 5,337 8.05 % 試験委員の人数が20人前後体制から増員、26名になる。択一難化・記述採点が甘目の傾向。 平成22年度 70,586 4,662 6.60% ドラマ版「特上カバチ!!」放送。合格発表前までの評価では新試験制度以降後で難易度が一番高かったが、記述式の採点基準が調整的に甘い設定であった。 平成21年度 67,348 6,095 9.05% 東京都行政書士会がADR認証機関の認証証書を交付される。 平成20年度 63,907 4,133 6.47% 行政書士法の改正で、行政書士に聴聞・弁明手続の代理権付与という職域拡大。 平成19年度 65,157 5,631 8.64% 平成18年度 70,713 3,385 4.79% 新試験制度の適用。 平成17年度 74,762 1,961 2.62% 「行政書士試験の施行に関する定め」の改正により出題試験科目の削除(行政書士法、戸籍法、税法など)や試験時間の変更(2時間30分→3時間)など新試験制度の公表。 平成16年度 78,683 4,196 5.33% 一般教養科目の出題ミスにより全員配点。行政書士法の改正で行政書士法人の設立が可能となる。 平成15年度 81,242 2,345 2.89% 平成14年度 67,040 12,894 19.23% 一般教養科目の出題ミスにより全員配点。行政書士法の改正で行政書士に書類提出手続や契約書作成の代理権が付与という職域拡大。 平成13年度 61,065 6,691 10.96% 一般教養科目の出題ミスにより全員配点。ドラマ版「カバチタレ!」放送。 平成12年度 44,446 3,558 8.01% 試験制度の改正によりそれまでの論述式問題(800字式)がなくなり、試験委員が学者になるなどの変更がされた。平成11年から週刊モーニングで「カバチタレ!」連載。 平成11年度 34,742 1,489 4.29% 平成10年度 33,408 1,956 5.85% 平成9年度 33,957 2,902 8.55% 平成8年度 36,655 2,240 6.11% 平成7年度 39,438 3,681 9.33% 平成6年度 39,781 1,806 4.54% 平成5年度 35,581 3,434 9.65% 平成4年度 30,446 2,861 9.40% 平成3年度 26,228 3,092 11.79% 平成2年度 22,406 2,480 11.07% 平成元年度 21,167 2,672 12.62%
近年は合格率は10~13%位で推移している感じ。
十分に難関資格だと思います。
ただ受験生の中で1年間真剣に継続して勉強できずに途中で挫折したけど受験の申し込みをしちゃったから、受けとくか。 みたいな人や行政書士試験は簡単みたいだから受けてみよう。 という人も居るので真剣に勉強した人達の合格率はもっと高いと思っています。
180点以上で合格の絶対評価の試験ですので合格率は気にせず、勉強するのみ!
と思って勉強してました。
合格基準
行政書士 合格道場
次の要件のいずれも満たした者を合格とする。 (1) 行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、122点以上(満点の50パーセント以上)である者。 (2) 行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、24点以上(満点の40パーセント以上)である者。 (3) 試験全体の得点が、180点以上(満点の60パーセント以上)である者。 (注)合格基準については、問題の難易度を評価し、補正的措置を加えることもあります。
300点中 180点を取れば合格できます。
自分は一般知識の24点以下の足切りに凄くビビッてました。
令和6年からは一般知識が基礎知識に変わるそうですね。
法令の足切りは、しっかり勉強した人なら大丈夫だと思います。
憲法
憲法に関してですが特に自分の受験した令和5年は難しかった。
テキストや過去問で勉強しても解けないような問題が多いです。
自分も試験を受けているときは憲法は前半に出てくるので解けなくて心を折られました。
自分は何とか5問中3問とれました。
行政法
行政法は配点が一番大きく民法と並んで非常に重要です。
ただ行政法については基本的にはテキストや過去問を何周も回わせば割と正解できる問題が多い印象です。
やればやるだけ点数は伸びると思いますが暗記の要素が多く、自分は勉強していて面白くなかったです。
配点が非常に多いので全問正解するくらいの気持ちで勉強しましたが自分は19問中14問の正解でした。
民法
民法も行政法の次に出題数が多く合格するためには攻略しなければならない科目です。
暗記の要素もありますが、本当に理解して考えないと解けないです。
令和5年は民法が比較的簡単でしたので9問中8問とれました。
民法は難しいですが生活する上で必要な法律ですので勉強自体は面白かったです。
商法 会社法
試験の中でのウエイトは小さく、なかには商法、会社法は捨ててしまう人もいるみたいです。
自分も受験生時代は商法、会社法に時間を使うなら行政法、民法に時間を使う方が良いと考えて受験まで残り2か月までは捨てており、ほとんど勉強はしませんでした。
とはいえ商法1問 会社法4問 計5問 20点あります。
残り2か月の時点で、5問中2問位はとりたいと思い始め、勉強する論点を絞って勉強しました。
令和5年の商法、会社法は簡単で5問中5問とれました。
今思えば、この20点は大きかったです。
この20点が無かったら、と思うとゾッとします。
令和5年の試験は憲法が非常に難しく、その代わりに民法、商法 会社法を簡単にして調整したのではないか?なんて意見も目にしたことがあります。
憲法は近年、難化傾向にありますので商法、会社法を捨ててしまうのは危ないかもしれません。
重要な論点は最低限おさえる事をおすすめします。
勉強時間
自分は完全な初学者で子供の頃から勉強する習慣が全くない人間ですので、一般的に合格するには600時間~1000時間程度と言われていますが、こんな自分が合格するには人より勉強するしかない!
と考えて1500時間勉強することを目標にして実際に1500時間を超える勉強をしました。
本当にきついです。
自分は趣味が多いのですが受験を決めてからは趣味は完全に捨てて、飲み会の誘いも全て断りました。
勉強がうまく進まず精神的に不安定になる事もありました。
ある程度の覚悟は必要だと思います。
もちろん頭の良い方は簡単に受かるかもしれませんが、今回の内容はあくまで自分が受験して感じた事です。
まとめ
合格率は10~13%だが180点以上で合格の絶対評価の為、合格率はそんなに気にしなくても大丈夫。
暗記の要素もあるが法的思考力も多く問われるので、しっかり意味を理解して勉強する必要がある。
趣味等、色々と犠牲にしても受かりたい気持ちがある。
受験勉強は本当に辛かったです。
この記事は全て自分の感じた事ですが。
結果:行政書士試験はメッチャ難しい!
次回は初学者が勉強初期の頃にどんな方法で勉強したか書きたいと思います。
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